涙の調子を整えることが、コンタクトレンズと快適につきあう大事なポイントの一つなのです。
メガネをかけると、目からレンズを1センチ以上離した状態で物を見ることになります。その点、コンタクトレンズの場合は目に密着していますから、視野が狭くなることもなく、裸眼と同じ視野が得られます。一般的に、メガネをかけたときの視野は120度ぐらい。それに比べコンタクトレンズでは約200度の視野が得られるといわれています。また、メガネの場合はレンズ中央と端では物の見え方がちがったりしますが、コンタクトレンズではそういったことも起こりません。裸眼に近い感覚でものを見ることができます。
コンタクトレンズは便利すぎて、メガネには長所はないのかと感じてしまいそうですが、そんなことはありません。逆にメガネの方がコンタクトレンズよりすぐれている点もあります。メガネの長所はなんといっても、毎日のお手入れが必要ないことです。コンタクトレンズだと、お手入れを怠るとレンズが汚れ、目にキズがついたり炎症を起こす原因になってしまいますが、メガネにはそのような心配はありません。また、コンタクトレンズはドライアイの方や、涙の量が少ない方には向きません。そのような方にはメガネのメリットは大きいでしょう。
コンタクトレンズを使用している方でも、ほとんどの場合メガネとの併用をおすすめします。なぜなら、コンタクトレンズはどんなに性能が上がったとしても、目に負担がかかるため、連続装用には限界があるからです。最近は連続装用、終日装用が可能なコンタクトレンズもありますが、コンタクトレンズは、あくまで角膜にとっては異物ですし、角膜にとって酸素の供給を遮断するものです。メガネと上手に併用することによって、健康で快適な視生活を送ることができるのです。